日本古典文学大系月報5

「大系」月報5は第63巻『浮世風呂』附録。 三馬の作風と浮世風呂(麻生磯次) 江戸言葉のなごり(吉田澄夫) 「浮世風呂」のこと(宮尾しげを) 三馬あれこれ(中村通夫) 色々の紙(二)〈書誌学の話 五〉(山岸徳平) 竹取物語、その他(網野菊) 吉田澄夫…

日本古典文学大系月報4

「大系」月報4は第13巻『落窪物語・堤中納言物語』の附録(昭和32年8月)。 異常な愛着 堤中納言物語と大和物語(浦松佐美太郎) 絵巻と物語(奥平英雄) 中古の作品のユーモア(松尾聰) 色々の紙(一)〈書誌学の話 四〉(山岸徳平) 銭湯談義(暉峻康隆)…

日本古典文学大系月報3

「大系」月報3は第3巻『古代歌謡集』附録。 2同様「各巻目次」はない。まだスタート直後なので当分先のことは言わないのだろうか。マラソンで「いよいよ残り40キロです」と言わないようなものか。それとも本体の方の巻末にでも載せて月報は止めたのだろうか…

日本古典文学大系月報2

「大系」月報2は第30巻『方丈記・徒然草』附録。 ところで月報1の「各巻目次」では全66巻・別巻索引の計67巻が予告されているが、最終的に第二期34巻を加えて全100巻(と索引2巻)となった。 第一期は第1巻『古事記・祝詞』で始まり、『日本書紀』は第二期で…

日本古典文学大系月報1

岩波書店「日本古典文学大系」の月報を入手したので、一から順番に読んでいる。 月報1は第四巻『万葉集 一』の附録で、書店による「刊行の言葉」、土岐善麿「異邦的万葉小感」、土屋文明「万葉集を読みはじめた頃」、山岸徳平「書誌学の話 一」、大野晋「橋…